ホーム > 実績館トピックス − 2015年7月25日~ 9月6日 新潟県立歴史博物館 開館15周年記念特別展「北前船」

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2015年7月25日~ 9月6日【終了】
新潟県立歴史博物館 開館15周年記念特別展「北前船」

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山雲涯画「新潟湊の図」

北前船は、物資輸送の手段として、江戸時代の産業にとって不可欠な存在でした。また、それによって文化なども各地にもたらされたと伝えられています。この時代、新潟港はその寄港地として栄えました。本展では、新潟の経済・文化に大きな影響を与えた北前船(西廻り航路の海運)について、船の形態、経済活動、鰊、紅花、塩等もたらされた産物などを中心に紹介します。

◆会 期  2015年(平成27年)7月25日(土)~9月6日(日)
◆時 間  9:30~17:00 (観覧券の販売は16:30まで)
◆場 所  新潟県立歴史博物館 企画展示室
◆休館日  毎週月曜日(ただし8/3,17は開館)
◆観覧料  一般920円(730円)、高校・大学生600円(480円)、中学生以下無料
※( )は20名様以上の団体料金 企画展観覧券で常設展も御覧いただけます。

◆企画展関連イベント
 記念講演会「新潟湊祭の歴史と文化」
  日時:8月9日(日)13:30~15:00 会場:当館講堂
  講師:福原 敏男 氏(武蔵大学人文学部教授)
 記念講演会「越後・佐渡の北前船主-近代新潟県の産業化と海運-」
  日時:8月30日(日)13:30~15:00 会場:当館講堂
  講師:中西 聡 氏(慶應義塾大学経済学部・大学院経済研究科教授)
 講座「北前船が運んだもの」
  日時:8月1日(土)13:30~15:00 会場:当館研修室
  講師:田邊 幹(当館研究員)
 体験コーナー「ミニ船絵馬を作ろう!」
  期日:7月25日(土)~8月23日(日)の土日
  時間:13:30~16:00(受付15:30まで) 
  会場:当館常設展示室内「体験コーナー」
 体験コーナー「かんたんさき織り」
  期日:8月29日(土)~9月13日(日)の土日
  時間:13:30~16:00(受付15:30まで) 
  会場:当館常設展示室内「体験コーナー」

ホームページ:新潟県立歴史博物館 開館15周年記念特別展「北前船」 外部リンク)

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arrow02 新潟県立歴史博物館/新潟県


肌で感じる縄文の息吹

当館の常設展示約2,700㎡のうち、縄文時代の面積は1,200㎡と国内最大級を誇る。四季の移り変わりにそって、縄文人が、さまざまな技術を開発しながらくらしていた姿を実大復元し、縄文時代にタイムスリップしたような臨場感と、縄文人の肌のぬくもりを体験できるようにしている。また、歴史展示の「雪とくらし」コーナーには、昭和30年代の高田(現上越市)の冬の雁木通りが再現され、当時の人びとが豪雪に悩まされながらも、雪と共生してきた歴史をふりかえることができる。これらの実大再現の展示は、これまでの公立博物館にありがちな、ややもすれば宝物を「みせる」、古物鑑賞法を「おしえる」といった展示とは一線を画し、歴史のなかに残された多種多様なモノをさぐる目を養い、それらの語る物語に耳をかたむけ、あるいは問いかける対話の場として活用される。そして、そこから未来を展望するきっかけとなることをねらっている。

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